酒井多賀志リサイタル <第一部>-オルガン披露コンサート@府中の森芸術劇場ウィーン・ホール1991.7.2 Org/Takashi SAKAI【Opening Concert@Fucyu(1)】

酒井多賀志リサイタル <第一部>-オルガン披露コンサート@府中の森芸術劇場ウィーン・ホール1991.7.2 Org/Takashi SAKAI【Opening Concert@Fucyu(1)】

3回にわたったこけら落とし公演の初日・フル音源<第一部> オルガンの魅力全開です。 0:18酒井多賀志作曲:組曲「オルガンへの招待」Op.29 ※ナレーション付き    1:04 ①マーチ【トゥッティ=フルオルガンによる強奏】  3:56 ②フーガト短調【プリンシパル族】  7:25 ③アリアと変奏曲変ホ長調【フルート族&ミューテーション】  10:07 ④瞑想曲 祈り【ガンバ族】  14:14 ⑤ファンファーレ【リード族、鍵盤の交代】  17:59 ⑥トッカータ【最強音~最弱音】 23:35バッハ:小フーガト短調BWV578  27:56バッハ:主よ人の望みの喜びよBWV147 31:37バッハ:パッサカリア ハ短調BWV 582 39:36バッハ:フーガ ハ短調BWV 582 ⇒<第二部>   • 酒井多賀志リサイタル <第二部>-オルガン披露コンサート@府中の森芸術劇場ウィーン・...   へ続く 【曲目解説/酒井多賀志】 <第一部>オルガンへの招待+バッハ 1、酒井多賀志作曲:組曲「オルガンへの招待」Op.29(1990)   T.Sakai: Suite “An Invitation to the Organ” B.ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」にヒントを得て、オルガンの持つ様々な音色を、コメント付きで演奏・紹介する目的で作曲しました。ナレーション付きで、パイプの種類、鍵盤ごとの特性の違い等を紹介してゆきます。 ※ナレーション詳細は    • 酒井多賀志作曲:組曲【オルガンへの招待】Op.29 @府中の森芸術劇場ウィーン・ホー...  参照 2、バッハ:小フーガト短調 BWV578    J.S.Bach:Fugue In G Minor バッハの最も有名な曲の一つです。単純ですっきりとしたテーマが、バッハの熟達した対位法によって、泉の水がわき出るように瑞々しく展開してゆきます。 3)バッハ:コラール「主よ人の望みの喜びよ」BWV147   J. S. Bach: Jesus bleibet meine Freude 原曲はカンタータ147番「心と口と行いと生活をもて」の終結コラールで、それをオルガン独奏用に編曲したのがこの曲です。三連音符の流れるような伴奏音形が非常に美しい曲です。 4)バッハ「パッサカリアとフーガハ短調」BWV 582   J.S.Bach : Passacaglia and Fugue in C minor バッハの代表的な作品の一つで、あらゆるパッサカリアの中での最高峰を示す曲です。 ★パッサカリアは、バスに繰り返し反復されるテーマの上に変奏を行う3拍子系の舞曲で、バロック時代には盛んに用いられた形式です。バッハはこの曲の構成において盛んに黄金比(1:1.618)を用い、古典的な調和の美をつくりあげています。変奏は20回行われます。 ★続くフーガでは、パッサカリアのテーマの前半に、新たに二つのテーマを加え、この3つのテーマが均衡を保ちながらも緊迫した展開を推し進めます。特徴的なナポリの6度の和音へ到達した後、コーダではテーマから解放され、圧倒的なクライマックスを築き上げます。 ⇒<第二部>   • 酒井多賀志リサイタル <第二部>-オルガン披露コンサート@府中の森芸術劇場ウィーン・...   へ続く 【ウィーン・ホールのパイプオルガン】 ドイツ・パーシェン社製。3段鍵盤、46ストップ、3,636本の笛が使われているが、客席からは一部しか見えない。ドイツでの製作に2年を要し、91年3月に4人の技師が来日、一ヶ月かけて組み立てを完成。ついで2人の技師が1ヶ月半かけてホールの音響に合わせ、整音調律して仕上げた。酒井多賀志氏は設計の段階からアドヴァイスされ、仕上げの時期には毎日のようにホールに来てドイツ人技師と意見を交わし、実際に演奏して彼の音楽的イメージの一端を示された。 オルガンの中央に、前方に突き出ているラッパのような管がある。これは水平トランペットと呼ばれ、オルガンの響きに輝きを与え、見た目にも華やかなアクセントとなっている。(オルガンビルダー・望月広幸) ※落成記念の披露コンサートは3回にわたり、7/2の本リサイタルの他、7/8に「パイプオルガンとオーケストラの夕べ」(シュトルム合奏団と共演)、7/12に「パイプオルガン・尺八・箏の出会い」(三塚幸彦・小野美穗子と共演)がおこなわれました。 【演奏者プロフィール】※当日プログラムより(43歳当時) 1972年東京芸大オルガン科大学院卒。70年万国博オルガン・コンクール最高位入賞後演奏活動に入り、各地に於いて盛んにコンサート活動を行う。バッハとフランクを中心に古典から現代まで幅広いレパートリーをとりあげ、この分野で第一人者としての評価を得ている。 74年より自主企画のリサイタルを開始し(2011年、50回で終了)、78年より実況レコードを発売する。81年より完全音程を主体にした作曲にも着手し、自作自演をおし進め、87年以降は邦楽器ともオリジナル作品で共演。90年にはオリジナル作品のCDも発売する等、常にコンサート・オルガニストとしてパイオニア的役割を果たし、注目を集めている。 ☆2019年12月13日 急性心不全により天国のオルガニスト就任☆ 【音源調整・動画制作】三塚幸彦(尺八奏者、録音エンジニア) 【曲目解説の出典、本動画の楽譜、CD販売】「酒井多賀志公演会 記念事業Webサイト」より  [URL]http://orgelkunst.org/ 。.:*・゜酒井多賀志オリジナルCD・楽譜 好評販売中.。.:*・゜